今年も情報アーキテクチャ(IA)の国際的なイベント World IA Day Fukuoka を開催します。2月27日(土)です。 #WIAD_Fukuoka

情報アーキテクチャ(information architecture)とは、ウェブサイトやアプリなどのデジタル製品の設計に関する専門分野です。複雑な物事を分かりやすくする「理解のデザイン」のための技術です。今日のウェブサイトやアプリの設計実践の基礎を成しています。「情報設計」「情報構造」などとも呼ばれます。

World IA Day は、情報アーキテクチャについての知識を広め、専門家コミュニティを盛り上げていくための世界的なお祭りとして、2012年から毎年開催されています。世界中の都市で、地元の専門家が毎年集まり、トーク・イベントやワークショップが行われてきました。

今年は2月27日(土)に、世界40都市ほどで開催される予定です。毎年、グローバル・テーマが設定されています。今年は「Curiosity」(好奇心)です。また、今年はコロナ禍への対応として、オンライン・イベントが中心となります。

私たちWorld IA Day Fukuokaは、グローバル・テーマをさらに具体化して「場所性」をローカル・テーマに設定しました。「福岡で、福岡の、福岡のためのウェブサイトやデジタル・プロダクトを企画・開発・運用すること」について、参加者と一緒に考えていきたいと思います。

イベントの詳細は未公開です。現在、登壇者は調整中です。もし自薦・他薦があれば、こっそり教えてください。川野 洋平さんと一緒にコーディネートしています。よろしくお願いします。

最新情報は @WIAD_Fukuoka をチェックしてください。

(以下、補足情報)

World IA Day Fukuokaについて

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World IA Day Fukuokaは、World IA Dayの福岡支部として2020年に発足しました。それまで日本で毎年開催してきた都市は東京だけでしたが、昨年から東京で開催されていません。したがって昨年以降は福岡が日本(日本語圏)で唯一の開催都市となっています。日本の情報アーキテクチャ・コミュニティにとって、この火を絶やさないことが大事だと考えています。

初回となるWorld IA Day Fukuoka 2020では、「美術館の新たなサービスを発想するワークショップ」を実施しました。2月22日に福岡アジア美術館で開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症への対策のため施設が使えなくなり、急遽オンラインでの開催となりました。技術的なトラブルはありつつも、有意義な会となりました。

前回の開催レポート

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石橋秀仁 (Hideto Ishibashi)

ソフトウェア開発者/情報アーキテクト(IA)/アート・ファン https://hideishi.com