コンピューターで「将来大成功するであろう無名企業」をリストアップしてみたら、驚くべき結果に
2 min readAug 29, 2017
データ分析・視覚化を手がけるQuid社のBob Goodson CEOは、2009年にBusinessweek誌の依頼で「将来大成功するであろう無名の50社」をコンピューター分析でリストアップした。その50社からなるリストには、Evernote、Spotify、Etsy、Zynga、Palantir、Cloudera、Opowerなどが含まれる。リスト中20%の企業が評価額10億ドルを超えたという。もしこのリストがVCのポートフォリオだったならば、VC史上2番目のパフォーマンスになるという。
リーマンショック後に投資して、ドットコムバブル期に稼いだファンドに次ぐパフォーマンスなのだとしたら、驚異的。
そして今回ふたたび2017年版「将来大成功するであろう無名企業」をリストアップしてみたと。
今回抽出された「注目すべき投資対象領域」は下記の通り:
- 拡張現実
- 画像認識、マッピング(自動運転)
- オンラインセキュリティ、不正利用検知
- 教育のデジタル化
- ドローン
- スマートホーム
- スマートセンサー(発汗分析、耳栓、眼球認証、ホログラムなど)
- eコマース(ファッション)
- 人工知能
- 宇宙技術
実際の企業リストも掲載されています(Treasure Data だけ知ってました)。
A computer was asked to predict which start-ups would be successful. The results were astonishing 〔世界経済フォーラム (WEF) の記事〕
言うまでもなく、前回(2009年)の分析の成果が単なる「まぐれ」の可能性もあるわけで、今回の分析が大ハズレになる可能性もあるわけですが。